環境や動物への配慮をブランドコンセプトに取り入れた「ヴィーガンコスメ」や「クリーンビューティー」が、世界の化粧品市場で注目されています。
新しい化粧品ブランドを企画する際に、「ヴィーガン処方の商品を作りたい」「サステナブルなブランドとして展開したい」と考える企業やインフルエンサーもいるのではないでしょうか。
しかし、ヴィーガンコスメは、単に植物由来成分だけを配合すれば完成するものではありません。原料の由来だけでなく、製造工程で使用する原料、容器やパッケージ、認証基準、表示方法まで確認する必要があります。
また、「クリーンビューティー」「ヴィーガン」「オーガニック」は似たイメージで使われることがありますが、それぞれ意味が異なります。
本記事では、ヴィーガンコスメをOEMで開発するときに知っておきたい原料選定、パッケージ、認証、商品企画のポイントについて解説します。
1. ヴィーガンコスメとは
ヴィーガンコスメとは、一般的に動物由来の原料を使用せずに作られた化粧品を指します。
例えば、化粧品では次のような動物由来原料が使用される場合があります。
・ミツロウ ・ハチミツ
・ラノリン ・一部のコラーゲン
・一部のケラチン ・カルミン ・シルク由来成分
ヴィーガンコスメを企画する場合は、こうした動物由来成分を使用せず、植物由来成分や合成成分、発酵由来成分などに置き換えます。
ただし、日本では「ヴィーガンコスメ」というカテゴリーについて、化粧品全体に共通する単一の公的認証制度が設けられているわけではありません。
そのため、ブランド独自の基準を設ける場合や、民間のヴィーガン認証を取得する場合があります。「ヴィーガン」という言葉を商品に使用する場合は、どのような基準でヴィーガンと定義しているのかを明確にしておくことが重要です。
①ヴィーガンとクルエルティフリーは同じではない
ヴィーガンコスメと一緒に使われることが多い言葉に「クルエルティフリー」があります。
ヴィーガンは、主に商品の原料に動物由来成分を使用していないことを意味します。一方、クルエルティフリーは、一般的に商品の開発や製造において動物実験を行わないという考え方です。
そのため、「動物由来成分は使っていないが、クルエルティフリーの基準は満たしていない」「動物実験は行っていないが、ミツロウなどの動物由来成分を使用している」といった商品も考えられます。
ヴィーガンとクルエルティフリーを同じ意味として表示しないよう注意が必要です。
2. クリーンビューティー・ヴィーガン・オーガニックの違い
ヴィーガンコスメを企画するときに混同しやすいのが、「クリーンビューティー」「オーガニック」「ナチュラル」などの言葉です。
それぞれ考え方が異なります。
①クリーンビューティー
クリーンビューティーには、日本国内で統一された法的な定義があるわけではありません。
一般的には、
・原料の安全性への配慮 ・環境負荷への配慮
・成分や製造過程の透明性 ・必要性の低い成分を使用しない
・倫理的な調達
などを重視するブランドや商品の考え方として使用されています。
ただし、ブランドによって「クリーン」とする基準は異なります。そのため、「クリーン処方」と表示する場合も、具体的にどのような基準で商品を設計しているのかを説明できる状態にしておくことが大切です。
②ヴィーガンコスメ
ヴィーガンコスメは、動物由来原料を使用しないことを中心とした考え方です。
そのため、ヴィーガンだからといって、必ずしも天然由来原料だけで作られているわけではありません。合成成分を使用したヴィーガンコスメもあります。
また、ヴィーガンであることと、オーガニックであることも別の条件です。
③オーガニックコスメ
オーガニックコスメは、一般的に有機栽培された植物原料などを一定の基準に基づいて使用した化粧品を指します。
ただし、日本には「オーガニック化粧品」全体について統一された公的基準があるわけではありません。COSMOSなどの民間認証を利用するブランドもあります。
認証を取得する場合は、
・使用できる原料 ・原料の由来
・製造方法 ・製造施設 ・包装
など、認証機関が定める基準を確認する必要があります。
④3つの違いを整理
- クリーンビューティー:成分、安全性、環境、透明性などブランド独自の基準を重視
- ヴィーガンコスメ:動物由来原料を使用しない
- オーガニックコスメ:有機栽培原料などを一定の基準に基づいて使用
- クルエルティフリー:動物実験を行わないという考え方
一つの商品が複数の条件を満たすこともあります。
例えば、「ヴィーガンかつオーガニック認証を取得したクリーンビューティーブランド」といった商品設計も可能です。最初にブランドとして何を大切にするのかを決め、そのコンセプトに必要な条件を選ぶことが重要です。
3. ヴィーガンコスメを開発するメリット
ヴィーガンコスメは、単に動物由来成分を使用しないという商品仕様だけでなく、ブランドの価値観を伝えるコンセプトとして活用できます。
①ブランドの価値観を伝えやすい
化粧品市場には、似た成分や機能を持つ商品が数多くあります。
そのため、「どのような考え方で商品を作っているか」というブランドストーリーが差別化につながる場合があります。
ヴィーガンという方針を明確にすることで、
・動物への配慮 ・環境への配慮
・原料選定へのこだわり ・持続可能なブランド作り
など、商品以外の価値観も伝えやすくなります。
②海外市場を意識した商品企画ができる
ヴィーガンやクリーンビューティーは、日本だけでなく海外でも使用されている考え方です。
将来的に海外販売を検討しているブランドであれば、開発段階から海外の認証基準や市場ニーズを確認しておくことで、輸出を見据えた商品設計がしやすくなります。
ただし、化粧品に関する法規制や表示ルールは国によって異なります。日本で販売できる商品が、そのまま他国でも販売できるとは限りません。販売予定国が決まっている場合は、企画段階から現地規制も確認します。
③ブランドの差別化につながる
同じ美容液やリップでも、「保湿美容液」だけでは競合商品との差が分かりにくい場合があります。
そこに、「ヴィーガン処方」「動物由来原料不使用」「再生素材を使用したパッケージ」など、ブランド独自の基準を組み合わせることで、商品の背景を伝えやすくなります。
ただし、ヴィーガンであることだけで商品が選ばれるとは限りません。使用感、価格、デザイン、効果に関する適切な訴求など、化粧品としての魅力とのバランスが必要です。
4. ヴィーガンコスメの原料選定で注意したいこと
ヴィーガンコスメを開発する際に、最も重要なのが原料の確認です。
一見すると植物由来に見える原料でも、製造工程や原料の構成成分に動物由来物質が使用されている場合があります。
①動物由来原料を確認する
ヴィーガン商品では、一般的に次のような原料を避けます。
ミツロウ
リップクリームやバームなどで、硬さや使用感を調整するために使用されます。ヴィーガン処方では、植物由来のワックスなどへ置き換える方法があります。
ラノリン
羊毛から得られる油脂成分です。保湿剤やエモリエント剤として使用されることがあります。
ハチミツ・ローヤルゼリー
スキンケアやヘアケアなどに配合されることがあります。ミツバチ由来のため、一般的なヴィーガン基準では使用しません。
カルミン
昆虫由来の赤色色素です。リップやチークなど、赤系のメイクアップ化粧品で使用される場合があります。ヴィーガンメイクを開発する場合は、代替となる色材を検討します。
コラーゲン・ケラチン
コラーゲンやケラチンには、動物由来のものがあります。ヴィーガン商品を企画する場合は、原料の名称だけで判断せず、由来まで確認します。
②複合原料の構成成分も確認する
化粧品原料には、複数の成分を組み合わせたものがあります。
例えば植物エキスであっても、その原料の安定化や製造工程で別の成分が使用されている場合があります。
そのため、「植物名が付いた原料だからヴィーガン」と判断するのではなく、原料メーカーが発行する資料まで確認することが重要です。
③製造工程まで確認する場合がある
取得したい認証やブランド独自の基準によっては、原料そのものだけでなく、製造工程についても確認が必要になることがあります。
例えば、
・製造工程で動物由来物質を使用していないか
・同じ設備で動物由来原料を扱っているか
・原料メーカーから必要な証明書を取得できるか
などです。
ヴィーガンコスメは、完成した商品の成分表だけを見るのではなく、原料の由来までさかのぼって確認することが重要です。
5. ヴィーガンコスメで使われる主な代替原料
ヴィーガンコスメでは、動物由来原料の役割を別の原料で補います。
①ミツロウの代替
リップやバームでは、ミツロウの代わりに、
・キャンデリラロウ ・カルナウバロウ ・コメヌカロウ
などの植物由来ワックスを使用する方法があります。
ただし、それぞれ融点や硬さ、使用感が異なります。単純に同じ量を置き換えるのではなく、処方全体の調整が必要です。
②動物由来油脂の代替
エモリエント成分として、
・ホホバ種子油 ・スクワラン
・シア脂 ・植物由来オイル
などを検討できます。
ただし、スクワランなどは由来が複数存在する原料もあるため、ヴィーガン仕様にする場合は原料メーカーから由来を確認します。
③色材の代替
カラーコスメでは、カルミンなど動物由来の色材を避ける必要があります。
特に赤系・ピンク系の色を作る場合、希望する発色とヴィーガン基準を両立できる色材を検討します。
色材によって発色、耐久性、テクスチャーが変わるため、試作を繰り返しながら調整します。
④発酵・バイオ由来原料を活用する
近年では、発酵技術やバイオ技術を活用し、従来動物由来であった成分の代替を目指す原料も開発されています。
ただし、「バイオ由来」であれば自動的にヴィーガンになるわけではありません。培養工程や原料の由来を確認し、採用する基準と照合することが必要です。
6. 容器・パッケージまでサステナブルに考える
ヴィーガンやクリーンビューティーをブランドコンセプトにする場合、中身だけでなくパッケージまで一貫した設計にすることが重要です。
例えば、環境配慮を強く打ち出した商品で大量のプラスチックや過剰包装を使用すると、ブランドメッセージとの間に違和感が生まれる可能性があります。
①再生素材を使用する
化粧品容器では、
・再生PET ・再生プラスチック ・再生紙
などを使用する方法があります。
ただし、再生素材には、色や透明度、デザインの自由度などに制限が出ることがあります。商品イメージとのバランスを確認しながら選びます。
②紙管パッケージを活用する
Beauty Creatorsでは、商品によって紙管パッケージなどを採用することもできます。
紙素材を活用することで、一般的なプラスチック容器とは異なるブランドイメージを作りやすくなります。また、ナチュラル、ヴィーガン、クリーンビューティーなどのコンセプトとも合わせやすいデザインです。
ただし、水濡れ、輸送時の耐久性、商品保護なども確認する必要があります。
③過剰包装を減らす
化粧箱、緩衝材、フィルムなどを減らすこともサステナブルな商品設計の一つです。
例えば、
・化粧箱を付けない ・プラスチックの緩衝材を紙素材へ変更する
・包装材の点数を減らす ・詰め替え仕様を検討する
などがあります。
一方で、化粧品には法定表示や輸送時の保護も必要です。環境負荷を減らすことだけを優先せず、品質、安全性、法定表示とのバランスを考える必要があります。
④輸送まで含めて考える
軽量な容器を使用すると、資材使用量だけでなく輸送時の負荷を減らせる場合があります。
海外OEMの場合は、容器や完成品をどこで生産し、どのように日本へ運ぶかも商品全体の設計に関係します。
サステナブルをブランドの重要な価値とするのであれば、原料だけでなく、製造・包装・物流まで範囲を広げて検討します。
7. ヴィーガンコスメの認証は必要?
ヴィーガンコスメを販売するために、必ず民間認証を取得しなければならないわけではありません。
ブランドが自ら基準を定め、動物由来原料不使用の商品として販売する方法もあります。
一方、第三者認証を取得することで、消費者へ基準を伝えやすくなる場合があります。
①認証取得のメリット
第三者認証には、
・ブランド独自の主張だけではなくなる ・商品の基準を消費者へ説明しやすい
・海外販売で認知されている認証を利用できる場合がある ・ブランドの信頼性を補完できる
といったメリットがあります。
②認証ごとに基準が異なる
ヴィーガンやオーガニックの認証には複数の種類があります。
認証機関によって、
・動物由来原料の扱い ・動物実験に関する条件
・原料メーカーへの確認事項 ・製造施設の条件
・包装の条件 ・更新手続き
などが異なります。
そのため、認証ロゴを付けたいという理由だけで決めるのではなく、ブランドコンセプトや販売予定国に合った認証を検討します。
③認証費用と期間を商品企画に入れておく
認証取得を予定している場合は、製品完成後ではなく、商品企画の段階でOEM会社へ伝えておくことが重要です。
認証基準に適合しない原料を採用した後では、処方変更が必要になる可能性があります。
申請費用や審査期間も発生するため、予算と発売スケジュールへ組み込みます。認証を取得するのであれば、「商品ができてから申請する」のではなく、認証基準から逆算して商品を設計することが重要です。
8. ヴィーガンコスメをOEMで作る流れ
ヴィーガンコスメをOEMで作る場合は、一般的な化粧品開発に加えて、原料の由来や認証基準を確認します。
①ブランドコンセプトを決める
最初に、
・ヴィーガンをどこまで重視するか ・クルエルティフリーも条件にするか
・オーガニック認証も取得するか ・環境配慮をどこまで取り入れるか
・どのようなターゲットへ販売するか
を整理します。
「なんとなく環境にやさしい商品」ではなく、ブランドとして守る基準を決めます。
②OEM会社・工場を選ぶ
ヴィーガン商品を作る場合、原料確認や証明書の取得に対応できる工場を選ぶ必要があります。
特に第三者認証を取得する場合は、認証機関が求める資料を工場や原料メーカーから取得できるか確認します。
③原料を選定する
商品コンセプトとヴィーガン基準に合わせて原料を選びます。
原料メーカーから、
・由来情報 ・構成成分
・製造方法 ・必要な証明書
などを取得しながら確認します。
④処方を試作する
動物由来原料を代替すると、従来の処方と使用感が変わる場合があります。
リップでミツロウを植物由来ワックスへ変更する場合などは、硬さ、伸び、融点などを調整します。
ヴィーガンという条件だけでなく、化粧品として使いやすい商品に仕上げることが重要です。
⑤容器・パッケージを選ぶ
再生素材、紙素材、詰め替え対応など、ブランドコンセプトに合わせて容器を検討します。
同時に、コストやMOQ、輸送時の耐久性も確認します。
⑥必要に応じて認証を申請する
認証を取得する場合は、認証機関の基準に沿って原料資料や商品情報などを提出します。
必要な対応は認証によって異なります。
⑦表示・広告を確認して製造する
「ヴィーガン」「オーガニック」「○%自然由来」などを表示する場合は、その根拠を確認します。
また、ヴィーガン商品であっても、化粧品として表現できる効能の範囲は通常の商品と変わりません。環境や倫理面の表示と、薬機法上の商品効果に関する表示を分けて確認します。
9. ヴィーガンコスメOEMで失敗しないためのポイント
ヴィーガンコスメでは、ブランドコンセプトを優先するあまり、コストや使用感などの重要な条件を見落とさないようにする必要があります。
①最初にヴィーガンの基準を決める
「動物由来成分を使用しない」という条件だけにするのか、
・クルエルティフリー ・オーガニック
・天然由来比率 ・環境配慮容器 ・第三者認証
まで条件にするのかを最初に決めます。
条件を追加するほど、原料や工場の選択肢が狭くなり、費用が増える可能性があります。
②認証取得の有無を早めに決める
認証を取得する予定がある場合は、OEM会社へ初回相談時から伝えます。
処方完成後に認証基準を確認すると、原料の差し替えや再試作が必要になる可能性があります。
③「環境にやさしい」など曖昧な表現に注意する
サステナブル商品では、「地球にやさしい」「環境負荷ゼロ」など、根拠が不明確な表現を使わないよう注意します。
どの部分が環境配慮につながっているのか、具体的に説明できる表現を選ぶことが大切です。
例えば、「容器に再生PETを○%使用」「外箱にFSC認証紙を使用」など、確認できる事実を具体的に伝える方法があります。
④使用感や価格とのバランスを取る
ヴィーガンやサステナブルという条件を増やすことで、原料や容器のコストが上がる可能性があります。
その結果、想定していた販売価格に収まらなくなる場合があります。また、動物由来原料を代替したことで、使用感が変わることもあります。
ブランド理念だけでなく、価格、使用感、デザイン、利益率まで含めて商品として成立するか確認することが重要です。
10. Beauty Creatorsならコンセプトから相談できる
ヴィーガンコスメを初めて開発する場合、「どの原料が動物由来なのか」「どの認証を取得すればよいのか」など、自社だけで判断することが難しい場合があります。
Beauty Creatorsでは、韓国や中国をはじめとする国内外の工場ネットワークを活用し、トレンドを取り入れた化粧品開発をサポートしています。
①ヴィーガンコンセプトに合う工場を探せる
OEM工場によって、対応できる原料や取得している認証、得意な商品が異なります。
Beauty Creatorsでは、
・ヴィーガン処方 ・クリーンビューティー
・オーガニックコンセプト ・サステナブルパッケージ
など、作りたいブランドに合わせて工場や商品仕様を検討します。
②原料だけでなく容器までトータルで企画できる
サステナブルなブランドを作る場合、中身だけをヴィーガンにしても、ブランド全体のコンセプトが伝わりにくいことがあります。
Beauty Creatorsでは、処方だけでなく、紙管をはじめとするパッケージや容器、デザインまで含めて相談できます。
例えば、ヴィーガン処方+再生素材を使用した容器+紙素材のパッケージなど、商品全体でブランドコンセプトを表現する方法を検討できます。
③認証を見据えた商品開発を相談できる
ヴィーガンやオーガニックの第三者認証を取得したい場合は、認証基準を確認しながら商品を開発する必要があります。
使用したい認証や販売予定国などを整理し、必要な条件を踏まえて工場や処方を検討します。
④トレンドと売り方を含めて相談できる
ヴィーガンやクリーンビューティーは、ブランドの世界観やマーケティングとの相性が重要なカテゴリーです。
SNSでの見せ方、ECサイト、店舗、海外展開なども考えながら商品を企画することで、ブランドコンセプトを一貫させやすくなります。
Beauty Creatorsでは、ヴィーガンという処方条件だけでなく、商品コンセプト、原料、容器、パッケージ、認証、販路までを含めたOEM開発をサポートしています。
「ヴィーガンブランドを作りたいが、まだ商品仕様が決まっていない」という段階から相談できます。
11. まとめ
ヴィーガンコスメとは、一般的に動物由来原料を使用せずに作られた化粧品を指します。
ただし、ヴィーガン、クルエルティフリー、クリーンビューティー、オーガニックは、それぞれ異なる考え方です。
ヴィーガンコスメをOEMで開発する際は、次の点を確認します。
- ブランドとしてのヴィーガン基準を決める
- 原料の由来まで確認する
- 複合原料や製造工程も確認する
- 必要に応じて第三者認証を検討する
- 容器やパッケージもコンセプトに合わせる
- 認証、価格、MOQ、使用感のバランスを取る
特に重要なのは、企画段階から条件を整理しておくことです。
認証を取得する場合は、使用できる原料や製造条件にも基準が設けられているため、処方開発前から確認する必要があります。
Beauty Creatorsでは、韓国や中国をはじめとする国内外の工場ネットワークを活用し、ヴィーガンコスメやクリーンビューティーなど、トレンドを取り入れた化粧品OEMをサポートしています。
ヴィーガン処方だけでなく、サステナブルな容器や紙管パッケージ、認証取得などを含め、ブランドコンセプトの段階からご相談ください。
参考資料
・厚生労働省「化粧品・医薬部外品等ホームページ」
・日本化粧品工業会 公式サイト
・COSMOS-standard
・The Vegan Society「Vegan Trademark」
・Cruelty Free International「Leaping Bunny」
環境や動物への配慮をブランドコンセプトに取り入れた「ヴィーガンコスメ」や「クリーンビューティー」が、世界の化粧品市場で注目されています。
新しい化粧品ブランドを企画する際に、「ヴィーガン処方の商品を作りたい」「サステナブルなブランドとして展開したい」と考える企業やインフルエンサーもいるのではないでしょうか。
しかし、ヴィーガンコスメは、単に植物由来成分だけを配合すれば完成するものではありません。原料の由来だけでなく、製造工程で使用する原料、容器やパッケージ、認証基準、表示方法まで確認する必要があります。
また、「クリーンビューティー」「ヴィーガン」「オーガニック」は似たイメージで使われることがありますが、それぞれ意味が異なります。
本記事では、ヴィーガンコスメをOEMで開発するときに知っておきたい原料選定、パッケージ、認証、商品企画のポイントについて解説します。
1. ヴィーガンコスメとは
ヴィーガンコスメとは、一般的に動物由来の原料を使用せずに作られた化粧品を指します。
例えば、化粧品では次のような動物由来原料が使用される場合があります。
・ミツロウ ・ハチミツ
・ラノリン ・一部のコラーゲン
・一部のケラチン ・カルミン ・シルク由来成分
ヴィーガンコスメを企画する場合は、こうした動物由来成分を使用せず、植物由来成分や合成成分、発酵由来成分などに置き換えます。
ただし、日本では「ヴィーガンコスメ」というカテゴリーについて、化粧品全体に共通する単一の公的認証制度が設けられているわけではありません。
そのため、ブランド独自の基準を設ける場合や、民間のヴィーガン認証を取得する場合があります。「ヴィーガン」という言葉を商品に使用する場合は、どのような基準でヴィーガンと定義しているのかを明確にしておくことが重要です。
①ヴィーガンとクルエルティフリーは同じではない
ヴィーガンコスメと一緒に使われることが多い言葉に「クルエルティフリー」があります。
ヴィーガンは、主に商品の原料に動物由来成分を使用していないことを意味します。一方、クルエルティフリーは、一般的に商品の開発や製造において動物実験を行わないという考え方です。
そのため、「動物由来成分は使っていないが、クルエルティフリーの基準は満たしていない」「動物実験は行っていないが、ミツロウなどの動物由来成分を使用している」といった商品も考えられます。
ヴィーガンとクルエルティフリーを同じ意味として表示しないよう注意が必要です。
2. クリーンビューティー・ヴィーガン・オーガニックの違い
ヴィーガンコスメを企画するときに混同しやすいのが、「クリーンビューティー」「オーガニック」「ナチュラル」などの言葉です。
それぞれ考え方が異なります。
①クリーンビューティー
クリーンビューティーには、日本国内で統一された法的な定義があるわけではありません。
一般的には、
・原料の安全性への配慮 ・環境負荷への配慮
・成分や製造過程の透明性 ・必要性の低い成分を使用しない
・倫理的な調達
などを重視するブランドや商品の考え方として使用されています。
ただし、ブランドによって「クリーン」とする基準は異なります。そのため、「クリーン処方」と表示する場合も、具体的にどのような基準で商品を設計しているのかを説明できる状態にしておくことが大切です。
②ヴィーガンコスメ
ヴィーガンコスメは、動物由来原料を使用しないことを中心とした考え方です。
そのため、ヴィーガンだからといって、必ずしも天然由来原料だけで作られているわけではありません。合成成分を使用したヴィーガンコスメもあります。
また、ヴィーガンであることと、オーガニックであることも別の条件です。
③オーガニックコスメ
オーガニックコスメは、一般的に有機栽培された植物原料などを一定の基準に基づいて使用した化粧品を指します。
ただし、日本には「オーガニック化粧品」全体について統一された公的基準があるわけではありません。COSMOSなどの民間認証を利用するブランドもあります。
認証を取得する場合は、
・使用できる原料 ・原料の由来
・製造方法 ・製造施設 ・包装
など、認証機関が定める基準を確認する必要があります。
④3つの違いを整理
- クリーンビューティー:成分、安全性、環境、透明性などブランド独自の基準を重視
- ヴィーガンコスメ:動物由来原料を使用しない
- オーガニックコスメ:有機栽培原料などを一定の基準に基づいて使用
- クルエルティフリー:動物実験を行わないという考え方
一つの商品が複数の条件を満たすこともあります。
例えば、「ヴィーガンかつオーガニック認証を取得したクリーンビューティーブランド」といった商品設計も可能です。最初にブランドとして何を大切にするのかを決め、そのコンセプトに必要な条件を選ぶことが重要です。
3. ヴィーガンコスメを開発するメリット
ヴィーガンコスメは、単に動物由来成分を使用しないという商品仕様だけでなく、ブランドの価値観を伝えるコンセプトとして活用できます。
①ブランドの価値観を伝えやすい
化粧品市場には、似た成分や機能を持つ商品が数多くあります。
そのため、「どのような考え方で商品を作っているか」というブランドストーリーが差別化につながる場合があります。
ヴィーガンという方針を明確にすることで、
・動物への配慮 ・環境への配慮
・原料選定へのこだわり ・持続可能なブランド作り
など、商品以外の価値観も伝えやすくなります。
②海外市場を意識した商品企画ができる
ヴィーガンやクリーンビューティーは、日本だけでなく海外でも使用されている考え方です。
将来的に海外販売を検討しているブランドであれば、開発段階から海外の認証基準や市場ニーズを確認しておくことで、輸出を見据えた商品設計がしやすくなります。
ただし、化粧品に関する法規制や表示ルールは国によって異なります。日本で販売できる商品が、そのまま他国でも販売できるとは限りません。販売予定国が決まっている場合は、企画段階から現地規制も確認します。
③ブランドの差別化につながる
同じ美容液やリップでも、「保湿美容液」だけでは競合商品との差が分かりにくい場合があります。
そこに、「ヴィーガン処方」「動物由来原料不使用」「再生素材を使用したパッケージ」など、ブランド独自の基準を組み合わせることで、商品の背景を伝えやすくなります。
ただし、ヴィーガンであることだけで商品が選ばれるとは限りません。使用感、価格、デザイン、効果に関する適切な訴求など、化粧品としての魅力とのバランスが必要です。
4. ヴィーガンコスメの原料選定で注意したいこと
ヴィーガンコスメを開発する際に、最も重要なのが原料の確認です。
一見すると植物由来に見える原料でも、製造工程や原料の構成成分に動物由来物質が使用されている場合があります。
①動物由来原料を確認する
ヴィーガン商品では、一般的に次のような原料を避けます。
ミツロウ
リップクリームやバームなどで、硬さや使用感を調整するために使用されます。ヴィーガン処方では、植物由来のワックスなどへ置き換える方法があります。
ラノリン
羊毛から得られる油脂成分です。保湿剤やエモリエント剤として使用されることがあります。
ハチミツ・ローヤルゼリー
スキンケアやヘアケアなどに配合されることがあります。ミツバチ由来のため、一般的なヴィーガン基準では使用しません。
カルミン
昆虫由来の赤色色素です。リップやチークなど、赤系のメイクアップ化粧品で使用される場合があります。ヴィーガンメイクを開発する場合は、代替となる色材を検討します。
コラーゲン・ケラチン
コラーゲンやケラチンには、動物由来のものがあります。ヴィーガン商品を企画する場合は、原料の名称だけで判断せず、由来まで確認します。
②複合原料の構成成分も確認する
化粧品原料には、複数の成分を組み合わせたものがあります。
例えば植物エキスであっても、その原料の安定化や製造工程で別の成分が使用されている場合があります。
そのため、「植物名が付いた原料だからヴィーガン」と判断するのではなく、原料メーカーが発行する資料まで確認することが重要です。
③製造工程まで確認する場合がある
取得したい認証やブランド独自の基準によっては、原料そのものだけでなく、製造工程についても確認が必要になることがあります。
例えば、
・製造工程で動物由来物質を使用していないか
・同じ設備で動物由来原料を扱っているか
・原料メーカーから必要な証明書を取得できるか
などです。
ヴィーガンコスメは、完成した商品の成分表だけを見るのではなく、原料の由来までさかのぼって確認することが重要です。
5. ヴィーガンコスメで使われる主な代替原料
ヴィーガンコスメでは、動物由来原料の役割を別の原料で補います。
①ミツロウの代替
リップやバームでは、ミツロウの代わりに、
・キャンデリラロウ ・カルナウバロウ ・コメヌカロウ
などの植物由来ワックスを使用する方法があります。
ただし、それぞれ融点や硬さ、使用感が異なります。単純に同じ量を置き換えるのではなく、処方全体の調整が必要です。
②動物由来油脂の代替
エモリエント成分として、
・ホホバ種子油 ・スクワラン
・シア脂 ・植物由来オイル
などを検討できます。
ただし、スクワランなどは由来が複数存在する原料もあるため、ヴィーガン仕様にする場合は原料メーカーから由来を確認します。
③色材の代替
カラーコスメでは、カルミンなど動物由来の色材を避ける必要があります。
特に赤系・ピンク系の色を作る場合、希望する発色とヴィーガン基準を両立できる色材を検討します。
色材によって発色、耐久性、テクスチャーが変わるため、試作を繰り返しながら調整します。
④発酵・バイオ由来原料を活用する
近年では、発酵技術やバイオ技術を活用し、従来動物由来であった成分の代替を目指す原料も開発されています。
ただし、「バイオ由来」であれば自動的にヴィーガンになるわけではありません。培養工程や原料の由来を確認し、採用する基準と照合することが必要です。
6. 容器・パッケージまでサステナブルに考える
ヴィーガンやクリーンビューティーをブランドコンセプトにする場合、中身だけでなくパッケージまで一貫した設計にすることが重要です。
例えば、環境配慮を強く打ち出した商品で大量のプラスチックや過剰包装を使用すると、ブランドメッセージとの間に違和感が生まれる可能性があります。
①再生素材を使用する
化粧品容器では、
・再生PET ・再生プラスチック ・再生紙
などを使用する方法があります。
ただし、再生素材には、色や透明度、デザインの自由度などに制限が出ることがあります。商品イメージとのバランスを確認しながら選びます。
②紙管パッケージを活用する
Beauty Creatorsでは、商品によって紙管パッケージなどを採用することもできます。
紙素材を活用することで、一般的なプラスチック容器とは異なるブランドイメージを作りやすくなります。また、ナチュラル、ヴィーガン、クリーンビューティーなどのコンセプトとも合わせやすいデザインです。
ただし、水濡れ、輸送時の耐久性、商品保護なども確認する必要があります。
③過剰包装を減らす
化粧箱、緩衝材、フィルムなどを減らすこともサステナブルな商品設計の一つです。
例えば、
・化粧箱を付けない ・プラスチックの緩衝材を紙素材へ変更する
・包装材の点数を減らす ・詰め替え仕様を検討する
などがあります。
一方で、化粧品には法定表示や輸送時の保護も必要です。環境負荷を減らすことだけを優先せず、品質、安全性、法定表示とのバランスを考える必要があります。
④輸送まで含めて考える
軽量な容器を使用すると、資材使用量だけでなく輸送時の負荷を減らせる場合があります。
海外OEMの場合は、容器や完成品をどこで生産し、どのように日本へ運ぶかも商品全体の設計に関係します。
サステナブルをブランドの重要な価値とするのであれば、原料だけでなく、製造・包装・物流まで範囲を広げて検討します。
7. ヴィーガンコスメの認証は必要?
ヴィーガンコスメを販売するために、必ず民間認証を取得しなければならないわけではありません。
ブランドが自ら基準を定め、動物由来原料不使用の商品として販売する方法もあります。
一方、第三者認証を取得することで、消費者へ基準を伝えやすくなる場合があります。
①認証取得のメリット
第三者認証には、
・ブランド独自の主張だけではなくなる ・商品の基準を消費者へ説明しやすい
・海外販売で認知されている認証を利用できる場合がある ・ブランドの信頼性を補完できる
といったメリットがあります。
②認証ごとに基準が異なる
ヴィーガンやオーガニックの認証には複数の種類があります。
認証機関によって、
・動物由来原料の扱い ・動物実験に関する条件
・原料メーカーへの確認事項 ・製造施設の条件
・包装の条件 ・更新手続き
などが異なります。
そのため、認証ロゴを付けたいという理由だけで決めるのではなく、ブランドコンセプトや販売予定国に合った認証を検討します。
③認証費用と期間を商品企画に入れておく
認証取得を予定している場合は、製品完成後ではなく、商品企画の段階でOEM会社へ伝えておくことが重要です。
認証基準に適合しない原料を採用した後では、処方変更が必要になる可能性があります。
申請費用や審査期間も発生するため、予算と発売スケジュールへ組み込みます。認証を取得するのであれば、「商品ができてから申請する」のではなく、認証基準から逆算して商品を設計することが重要です。
8. ヴィーガンコスメをOEMで作る流れ
ヴィーガンコスメをOEMで作る場合は、一般的な化粧品開発に加えて、原料の由来や認証基準を確認します。
①ブランドコンセプトを決める
最初に、
・ヴィーガンをどこまで重視するか ・クルエルティフリーも条件にするか
・オーガニック認証も取得するか ・環境配慮をどこまで取り入れるか
・どのようなターゲットへ販売するか
を整理します。
「なんとなく環境にやさしい商品」ではなく、ブランドとして守る基準を決めます。
②OEM会社・工場を選ぶ
ヴィーガン商品を作る場合、原料確認や証明書の取得に対応できる工場を選ぶ必要があります。
特に第三者認証を取得する場合は、認証機関が求める資料を工場や原料メーカーから取得できるか確認します。
③原料を選定する
商品コンセプトとヴィーガン基準に合わせて原料を選びます。
原料メーカーから、
・由来情報 ・構成成分
・製造方法 ・必要な証明書
などを取得しながら確認します。
④処方を試作する
動物由来原料を代替すると、従来の処方と使用感が変わる場合があります。
リップでミツロウを植物由来ワックスへ変更する場合などは、硬さ、伸び、融点などを調整します。
ヴィーガンという条件だけでなく、化粧品として使いやすい商品に仕上げることが重要です。
⑤容器・パッケージを選ぶ
再生素材、紙素材、詰め替え対応など、ブランドコンセプトに合わせて容器を検討します。
同時に、コストやMOQ、輸送時の耐久性も確認します。
⑥必要に応じて認証を申請する
認証を取得する場合は、認証機関の基準に沿って原料資料や商品情報などを提出します。
必要な対応は認証によって異なります。
⑦表示・広告を確認して製造する
「ヴィーガン」「オーガニック」「○%自然由来」などを表示する場合は、その根拠を確認します。
また、ヴィーガン商品であっても、化粧品として表現できる効能の範囲は通常の商品と変わりません。環境や倫理面の表示と、薬機法上の商品効果に関する表示を分けて確認します。
9. ヴィーガンコスメOEMで失敗しないためのポイント
ヴィーガンコスメでは、ブランドコンセプトを優先するあまり、コストや使用感などの重要な条件を見落とさないようにする必要があります。
①最初にヴィーガンの基準を決める
「動物由来成分を使用しない」という条件だけにするのか、
・クルエルティフリー ・オーガニック
・天然由来比率 ・環境配慮容器 ・第三者認証
まで条件にするのかを最初に決めます。
条件を追加するほど、原料や工場の選択肢が狭くなり、費用が増える可能性があります。
②認証取得の有無を早めに決める
認証を取得する予定がある場合は、OEM会社へ初回相談時から伝えます。
処方完成後に認証基準を確認すると、原料の差し替えや再試作が必要になる可能性があります。
③「環境にやさしい」など曖昧な表現に注意する
サステナブル商品では、「地球にやさしい」「環境負荷ゼロ」など、根拠が不明確な表現を使わないよう注意します。
どの部分が環境配慮につながっているのか、具体的に説明できる表現を選ぶことが大切です。
例えば、「容器に再生PETを○%使用」「外箱にFSC認証紙を使用」など、確認できる事実を具体的に伝える方法があります。
④使用感や価格とのバランスを取る
ヴィーガンやサステナブルという条件を増やすことで、原料や容器のコストが上がる可能性があります。
その結果、想定していた販売価格に収まらなくなる場合があります。また、動物由来原料を代替したことで、使用感が変わることもあります。
ブランド理念だけでなく、価格、使用感、デザイン、利益率まで含めて商品として成立するか確認することが重要です。
10. Beauty Creatorsならコンセプトから相談できる
ヴィーガンコスメを初めて開発する場合、「どの原料が動物由来なのか」「どの認証を取得すればよいのか」など、自社だけで判断することが難しい場合があります。
Beauty Creatorsでは、韓国や中国をはじめとする国内外の工場ネットワークを活用し、トレンドを取り入れた化粧品開発をサポートしています。
①ヴィーガンコンセプトに合う工場を探せる
OEM工場によって、対応できる原料や取得している認証、得意な商品が異なります。
Beauty Creatorsでは、
・ヴィーガン処方 ・クリーンビューティー
・オーガニックコンセプト ・サステナブルパッケージ
など、作りたいブランドに合わせて工場や商品仕様を検討します。
②原料だけでなく容器までトータルで企画できる
サステナブルなブランドを作る場合、中身だけをヴィーガンにしても、ブランド全体のコンセプトが伝わりにくいことがあります。
Beauty Creatorsでは、処方だけでなく、紙管をはじめとするパッケージや容器、デザインまで含めて相談できます。
例えば、ヴィーガン処方+再生素材を使用した容器+紙素材のパッケージなど、商品全体でブランドコンセプトを表現する方法を検討できます。
③認証を見据えた商品開発を相談できる
ヴィーガンやオーガニックの第三者認証を取得したい場合は、認証基準を確認しながら商品を開発する必要があります。
使用したい認証や販売予定国などを整理し、必要な条件を踏まえて工場や処方を検討します。
④トレンドと売り方を含めて相談できる
ヴィーガンやクリーンビューティーは、ブランドの世界観やマーケティングとの相性が重要なカテゴリーです。
SNSでの見せ方、ECサイト、店舗、海外展開なども考えながら商品を企画することで、ブランドコンセプトを一貫させやすくなります。
Beauty Creatorsでは、ヴィーガンという処方条件だけでなく、商品コンセプト、原料、容器、パッケージ、認証、販路までを含めたOEM開発をサポートしています。
「ヴィーガンブランドを作りたいが、まだ商品仕様が決まっていない」という段階から相談できます。
11. まとめ
ヴィーガンコスメとは、一般的に動物由来原料を使用せずに作られた化粧品を指します。
ただし、ヴィーガン、クルエルティフリー、クリーンビューティー、オーガニックは、それぞれ異なる考え方です。
ヴィーガンコスメをOEMで開発する際は、次の点を確認します。
- ブランドとしてのヴィーガン基準を決める
- 原料の由来まで確認する
- 複合原料や製造工程も確認する
- 必要に応じて第三者認証を検討する
- 容器やパッケージもコンセプトに合わせる
- 認証、価格、MOQ、使用感のバランスを取る
特に重要なのは、企画段階から条件を整理しておくことです。
認証を取得する場合は、使用できる原料や製造条件にも基準が設けられているため、処方開発前から確認する必要があります。
Beauty Creatorsでは、韓国や中国をはじめとする国内外の工場ネットワークを活用し、ヴィーガンコスメやクリーンビューティーなど、トレンドを取り入れた化粧品OEMをサポートしています。
ヴィーガン処方だけでなく、サステナブルな容器や紙管パッケージ、認証取得などを含め、ブランドコンセプトの段階からご相談ください。
参考資料
・厚生労働省「化粧品・医薬部外品等ホームページ」
・日本化粧品工業会 公式サイト
・COSMOS-standard
・The Vegan Society「Vegan Trademark」
・Cruelty Free International「Leaping Bunny」
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